ピルと聞くと、心無い人は「性にだらしがない」等という印象を持つ方もいらっしゃいますが、女性がピルを使うのは自分を守るためであり生理のリズムを整えたりするために使用します。ピルについての正確な知識を持つことで誤解を無くしましょう。

ピルのゲスターゲンと月経周期コンディショニング法

女性にとって月経周期のコンディショニングは必須の対策です。
ピルを服用し、月経周期を調整する方法を知ることで健康の維持を目指しましょう。

ピルは、避妊薬として知られています。
女性の生理は、黄体ホルモンを始めとする複数のホルモンが作用することで発生します。
ピルは、この黄体ホルモンを外部から服用し、子宮内膜の成熟と崩壊を促すことを目的としています。
生理とは毎月、妊娠の準備が整っていた子宮内膜が、妊娠しなかったことで崩れ血液とともに排出される現象です。
つまりピルとは、月経のタイミングを自分でコントロールすることで性生活を行なっても妊娠しないようにする薬品です。
この療法は、ゲスターゲン療法と呼ばれており、アスリートの月経周期コンディショニングにも活用されています。

正常な月経周期は25~38日の間であり、この周期を目指すようにします。
医学的には、3ヶ月以上理由無く生理が来ない場合は生理不順とみなされています。

全く月経が来なくなってしまう要因には、食事や運動の不足、脂肪過多など様々です。
ホルモン分泌は脳の働きに依存しているため、その脳に栄養が充分に行き渡らなかったり、分泌を妨げる不健康状態が続くと生理不順に繋がってしまいます。

生理に関する相談は、主に産婦人科が担っています。
ピルの処方を依頼する先も、産婦人科となります。
診断では問診や検査などを行なった後に、各人の身体と症状に適したピルを処方されることになります。日本の法律では、医師の診断を抜いてピルだけをもらう事はできません。
服用方法と、自分が目指すべき理想の生理周期についても、医師の説明を受けながら決定していきます。

ピルの副作用として、むくみや悪心が発生する可能性もありますが、大抵の場合すぐに症状は落ち着いてきます。